ユネスコ世界ジオパークは46か国・177の地域が認定されており、 日本では9地域が登録されています。 室戸はそのうちのひとつ。 座学では3Dメガネを使って、立体的な地形を見ながら、 地震の仕組みや田野町の地形のなりたちなどの説明を受けます。 研究員さんによると奈半利川の河口は何百メートルも西にあったものが 時間をかけて現在の位置になっているそう。 再来年には室戸と宮崎を海底ケーブルで繋げる観測ネットワークが完成し、 津波・地震の予測が最大20秒早く観測できるようになること。 室戸岬を散策。タコの足のように根っこがのびるアコウの木。 生物が海底を動き回った跡といわれている生痕化石をガイドさんの解説を受けます。 日本唯一といわれる都呂地区にある津波避難シェルターを体験。 潜水艦と同じ構造の扉を2枚抜けると、奥に長い空間が現れます。 一時避難所として、津波到達から水が引くまでの3日程度過ごすように作られ、70人位の利用を想定。 皆で螺旋階段を108段上ると、丘の上から外の様子が見られました。 帰りには廃校水族館とキラメッセにも立ち寄り。 学びあり、また親睦を深めることのできた一日でした。 |